「やや変わり者」
毎週「町コン経営塾」、毎月「ランチェスター経営戦略セミナー」を
開催しているおかげで、私も日々受講者から学びを受けています。
先の土日集中講座「商品戦略」では、2名の方がもの作りの方で、
販売はすべてネット。ネットに対する投資額も年間12百万~24百万円。
キーワードは一語ではなく二語もしくは三語で一番になる。
一語では市場が広く、強者であり、二語、三語になることで市場が特定化され、
ニッチ市場に。そこで一番をねらう。そこではきちんとコストを払う。
それで一番を確保して、良質な顧客を集客しています。
「商品戦略」DVDテキストに、
「総合何々というのは、強者の専用語であるから、弱者は決して使ってはならない」。
「何々専用や特殊用途の商品は、使用する人の数が少なくなるので、市場規模は小さくなる。
商品の市場規模が小さくなると大会社が手を出さない」
と書かれています。
それを聴いて、受講者は、
「わっははは(笑)、自分の名刺を見ると○○総合メーカーと書いてあります。
すぐに○○専門メーカーに直します!」。
テキストには、
「差別化対策。強い会社からの2乗作用の回避が差別化の目的。
人と違ったことをするということは、
多くの集団から離れて『1人でポツン』ということになる。
気が弱い人や八方美人の人は不安になる。
差別化するには勇気がいる。
差別化が上手な人は、性格的に『やや変わり者』が多い」
と。
受講者は、
「がっはは(笑)、私のことですね。
同業者の仲間からお前は変わり者だとよく言われます。
これでよかったんですね」。
私も来春に新商品(新規事業)を立ち上げますが、
「総合何々」ではなく、「何々専用」でいきます。
そこは未だ手付かずの市場です。
「空白地帯」。
差別化するには勇気がいる。
多少「変わり者」がいいと。
自分は普通だと思っているんですが、「変わり者」かな。