竹田陽一氏が考え出した「竹田メソッド（「弱者の戦略」＝小さな会社の儲けのルール）」
を「町コン」（五十嵐）流に伝えていきます（不定期）。
第一法則と第二法則の違い
第一法則で戦った場合の損害の出方（射程が短い兵器）
① 100と60 戦死者は1対1
② 200と60 戦死者は1対1
第二法則で戦った場合の損害の出方（射程が長い兵器）
① 100と60 戦死者は1対3
② 200と60 戦死者は1対6
劣勢軍の将軍は、第一法則で戦った方が有利になる。
これに対して兵力数が多い優勢軍の将軍は、
第二法則で戦った方が有利であることがわかる。
第一法則 1対0.5は1対0.5のまま。1対0.33は1対0.33のまま。
第二法則 1対0.5は1対0.25になる。
これは第一法則で戦った時よりも効率が50％減少したことになる。
1対0.33は1対0.11になる。
これは第一法則で戦った時より効率が67％も減少することになる。
ここがランチェスター法則の中心の中心。
ランチェスター法則の研究から将軍の戦い方には
① 優勢軍の将軍が使うべき戦い方と
② 劣勢軍の将軍が使うべき戦い方の
2種類あることがわかった。
経営も競争であるから、同じ原則が成立。
経営力はある限定された局面に投入される戦術量の2乗比になる。
企業活動において競争条件が不利な会社は、
常に強い会社から見えない2乗作用の圧力を受けていると考えて対処することが大事。
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「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉
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