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ランチェスター経営戦略(竹田メソッド)12 ランチェスター法則(1)

竹田陽一氏が考え出した「竹田メソッド(「弱者の戦略」=小さな会社の儲けのルール)」
を「町コン」(五十嵐)流に伝えていきます(不定期)。

フレデリック・ランチェスターは、1914年7月28日に勃発した第一次大戦に刺激を受け、戦闘時における力関係はどのように決まるか、自分の研究室で考え、およそ2ヶ月後の10月2日に法則を発表した。これは後に、競争の法則と呼ばれるようになりました。
①    第一法則
攻撃力=兵力数×武器性能(質)
第一法則を一騎打ち戦の法則と呼びます。
②    第二法則
攻撃力=兵力数2×武器性能(質)
第二法則を間隔戦の法則、または2乗法則、さらに集中の法則と呼びます。
2つの違いは、量の側に2乗がついているかどうか。この違いが結果に大きな差を産むことになります。

2.第一法則 攻撃力=兵力数
計算式 A軍-B軍=A軍の残存数

100人と60人が槍を持ち、並行に並んで、体当たりをするように戦ったとする。60人側が全滅時、100人側もやはり60人死亡。損害の出方は1対1になります。
200人と60人の場合も損害の出方は60対60で、1対1の同数に。
第一法則は、初期兵力数の多い少ないに関係なく、いつも同数の戦死者が出るのが特徴。空中戦で体当たりすると両方とも落ちるので、損害は1対1になると考えます。
第一法則が成立する条件は、
①    刀や槍など、射程距離が短い兵器を使い
②    敵に接近して行き
③    1対1の一騎打ち戦をしたときに成立する。
第一法則のことを接近戦、一騎打ち戦、体当たり戦と呼んでいます。

3.第二法則 攻撃力=兵力数2  
離れて戦うとなぜ2乗になるか?

A軍側は確率1/5の攻撃を2人から受けることになります。B軍側は確率1/2の攻撃を5人から受けることになります。
A軍 1/5×2人=2/5=4/10損失4に
B軍 1/2×5人=5/2=25/10損失25に。
この逆は攻撃力に。A軍の攻撃力は25でB軍は4に。離れて戦うと真の力関係は2乗になる。こうなる根拠は確率の法則になります。
※    数字を入れかえて、いくつかの例で計算してみます。
損害量の計算 A軍2-B軍2=√A軍の残存数
100人と60人が離れて戦ったとする。1002-602=6400。√6400=80人が残ることになります。優勢軍は20人死亡し、劣勢軍は60人死亡する。損害の比は1対3に。
200人と60人のときは優勢軍10、劣勢軍60 1対6に。(40000-3600=36400 √36400=190.787 200-190=10)
初期兵力数が少ないと、劣勢側の戦死者が急増します。

 

 

 

 

 


 

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