ランチェスター経営戦略（竹田メソッド）6　経営の構成要因のウエイト付け

竹田陽一氏が考え出した「竹田メソッド（「弱者の戦略」＝小さな会社の儲けのルール）」
を「町コン」（五十嵐）流に伝えていきます（不定期）。

経営の構成要因のウエイト付け

業績を良くするには、
効果の高い経営の仕組みを構築する必要があります。
そのために、
経営を構成する大事な要因一つひとつ、「ウエイト付け」をすることになります。

ウエイト付けをしないと、総花主義に陥ります。
焦点がぼけて、効果の高い経営の仕組みは出来ません。
良い経営ができなくなります。

営業（地域、業界・客層・ルート、営業対策、顧客維持）と商品の２つを
限定してウエイト付けすると営業が「2」、商品は「１」になります。

組織（人の配分と役割）と財務（資金の配分と調達）の２つを
限定してウエイト付けすると組織が『2」、財務は「1」になります。

４つのウエイト付けをすると
「営業」は「8」、「商品」は「4」、組織は「2」、財務は「1」になります。

「営業」と「商品」で12になり、全体の80%のウエイトになります。
「お客作り関連」と呼びます。
一方「組織」と「財務」で3になり、20%のウエイトになります。
「内部関連」と呼びます。

「お客作り関連」：「内部関連」＝80：20

●「町コン」五十嵐勉（五十嵐ダルマ）
資金繰りに困っている会社の社長は、
財務のウエイトが小さすぎると思われるかもしれません。

財務のウエイトが1ではなく、5だとすると
営業は5になり、商品は3になります。お客作り関連が8に下がります。
競争相手が12で自社が8では太刀打ちできなくなります。
良い業績を上げるには、財務のウエイトを下げる必要があるということです。

次回は「利益性の原則」。

㈱五十嵐コンサルティングオフィス
〒133-0051東京都江戸川区北小岩６－２１－５
℡：03-3659-7703
東京の下町から中小企業経営者にランチェスター経営戦略を発信する
「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉

★中小企業基盤整備機構　地域活性化支援アドバイザー
★東京都中小企業振興公社　支援専門家
★（公財）千葉県産業振興センター支援専門家

（下町：江戸川区・葛飾区・墨田区・江東区・足立区・台東区・荒川区　千葉県：市川市・浦安市・松戸市・柏市・船橋市）
※町コンは㈱五十嵐コンサルティングオフィスの商標登録です。（登録番号第5333913号）

お電話でのお問い合せ 03-3659-7703

営業時間：定休日：