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日経「ハウス食品、営業益下振れ」から経営戦略を学ぶby東京「町コン」五十嵐

平成24年4月6日(金曜日)、日経新聞投資・財務欄「ハウス食品、営業益下振れ」から
経営戦略を学ぶby東京「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉のブログ

ハウス食品の2012年3月期の連結営業利益は前期比16%増の140億円になったもよう。
従来予想(同24%増の150億円)を下回る。

「ウコンの力」のライバル商品が登場し競争が激化。
販売が想定を下回ったため。

主力のカレールウの販売も競合他社の低価格に押され、
想定ほど伸びない。

「ウコンの力」シリーズの売上高は全体の約1割を占める。
飲酒前後に飲むウコン飲料は同社の独占状態が続いたが、
2011年10月の日本コカ・コーラの「リアルウコン」発売以降、
環境が変化。シェアがやや下がり、
ウコンの力(飲料タイプの主力3品)の売上高は1月、2月と前年同月比1割以上減少、
計画に届かない。

カレールウの売上高も東日本大震災後の内食志向の高まりで
2011年4月~12月期は増えたが、
今年に入り減少傾向。

同社は「ジャワカレー」など中高級品に強みを持つが、
デフレ下で他社の低価格品に需要が移っている。

●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
ハウス食品は、カレールウにおいて日本のシェアは約6割。強者。
清涼飲料水においてトップシェアは日本コカ・コーラ。約3割。

ハウス食品は、カレールウでは強者だが、飲料水では弱者。
「ウコンの力」は部分1位、小規模1位。⇒弱者の戦略。
日本コカ・コーラの「リアルウコン」は即応戦(マネ)。⇒強者の戦略。

ハウス食品として、
①カレールウでは低価格品に参入するか否か。総合戦に行くかどうか。
②ウコンの力では商品アイテムを増やして、日本コカ・コーラを包囲するか・・・。

今後のハウス食品の出方を見てみたい。

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