5月20日、日経「認知症と企業」(上)より
「産業界で認知症に対する関心が急速に高まっている。
経営者が認知症となり混乱が生じるケースも出てきており、
新薬や見守りなどの新サービスの開発も進む。
厚生労働省によると
認知症の高齢者は12年に約460万人。
25年には5割増しの約700万人となり、
65歳以上の約5人に1人が認知症となると推計する。
認知症になった中小企業経営者の親族から相談が増えている。
(税理士法人より)
東京商工リサーチによると
全国の社長の23%が70歳以上で、
60歳代を含めると6割弱。
後継者難などで平均年齢は上昇傾向にあり、
15年は60.8歳と5年前より約1割延びた。
介護を理由に仕事をやめる『介護離職』は
年間で約10万人とみられる。
企業の経営トップから社員まで
認知症がはらむ思わぬリスクに備える必要がある」。
私は昨年2月に母を亡くしました。
亡くなるまでの3年間は認知症における介護をしていました。
自分で仕事をしているので、時間を自由に使えるお陰で
仕事をしながら母を介護することができました。
もし、サラリーマンだったら、
どうだったでしょうか?
離職をするか。
仕事に全力で傾けることはできなかったでしょう。
今の仕事に感謝します。
18年前に父が亡くなり、やはり認知症でした。
そして1年前の母。
次は・・・。
経営コンサルタントは
頭を使うから、認知症にならないと人は言う。
そんなことはない。
現にプレッシャーの多い
中小企業の社長もなります。
一日一日
一生懸命生きるしかない。