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ランチェスター経営On Line東京 町コン経営塾・塾長のつぶやき H28.3.30

3月25日、日経「仏婦人肌着の日本店舗 ファストリ、運営撤退」という記事。

 

ファーストリテイリング傘下の仏婦人肌着店「プリンス タム・タム」は、

3月中に日本での店舗運営事業から撤退する。

直営3店舗とオンラインストアを閉鎖する。

 

ファストリは2012年に日本での店舗展開を始めたが、

ブランドの認知度を高めることができず、

販売も伸びなかったとみられている。

 

プリンセス タム・タムは

20~30代女性を主なターゲットとして中価格帯の下着ブランド。

フランス国内を中心に世界で140店舗程度の直営店を運営する。

 

ファストリは約100億円を投じて

06年に創業者一族から買収した。

 

集客策を模索したが

認知度が高まらず

商品も受け入れられにくかったという。

 

 

ランチェスター経営では

経営で一番難しい仕事は、新しいお客を見つけ、

商品や有料のサービスを買ってもらう仕事。

 

そして一番経費がかかるのが、

新しいお客を見つけて、買ってもらう経費。

 

ユニクロを買うお客は、プリンセスタム・タムのお客ではなかった。

 

ここでわかることは

経営は、お金があればうまくいくということではない

ということ。

 

資金が潤沢にあるファストリ(ユニクロ)でも事業を失敗することがある。

商品を買うかどうかの決定権は買う側が100%、売り側は0% 。

どの業界にも多数の競争相手がいる。

 

日本におけるファストファッションではユニクロが強者。

しかし20代~30代の婦人肌着では強者ではなく、弱者だった。

新聞記事の内容だけではわからないが、

強い競争相手に負けたということ。

 

ここから学ぶことは

新規事業はいろいろな観点から

考えなければならない。

お金があればいいってもんじゃない。

「戦略」が大事。

 

 

 

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