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ランチェスター経営On Line東京 町コン経営塾・塾長のつぶやき H28.3.29

平成28年3月19日、日経「ミスド1~2割値下げ コンビニとの競争加熱」という記事。

 

ダスキンがドーナツ専門店「ミスタードーナッツ(ミスド)」で

主力商品を1~2割値下げする。

 

大手コンビニエンスストアが店頭販売をはじめたのを機に

食感などを工夫して

すみ分ける戦略をとっていた。

 

揚げたての提供など

質を高めつつ

値下げに踏み切ることで、

競争に拍車がかかりそうだ。

 

国内のドーナツ市場は13年1200億円弱から

15年は1600億円近くまで拡大。

 

ダスキンの16年3月期ミスド事業の売上は

前期比1割程度減少見込み。

 

ランチェスター「顧客戦略」DVDテキストに

経営の大局図で説明している。

経営に対する価値観。見方。

 

1.顧客観。友好的、性善説で対処し、ある程度の自己犠牲が必要になる。

2.競観。対立、性悪説、競争相手との本当の力関係は2乗比。上には上がいる。

3.主観。自我。自己中心に考える危険性が高い。

 

マクドナルドの競争相手はどこか。

ミスドの競争相手はどこか。

いずれもコンビニ。いやセブンイレブンでは。

 

強者の戦略では、総合戦、物量戦、複合戦、包囲戦など。

弱者の戦略では、差別化、小規模1位主義、部分1位主義、強い相手とは戦わない。

 

ミスドは当初、コンビニとは戦うつもりはなかった。

弱者の戦略で「差別化」で対応。

 

しかし、ドーナツだけではコンビによりミスドの方が強者。

総合戦、物量戦、包囲戦で勝負に出た。戦いを挑んだ。

 

これからがどうなるか楽しみです。

 

 

 

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