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「DXとリスキリング」

「DX」をデラックスと読んだ社長がいた。
笑うことはできない。
ちゃんと説明できる人は少ないのでは。

「DX」とは、Digital Transformationの略。
Transformationとは「変形」「変質」「変容」という意味。

日本語では、
「デジタルによる(ビジネスや生活の)変容」を意味する。

Trans-がしばしばXと略されることから、
Digital Transformationの略語として
DXが定着するようになった。

また「リスキリング」とは、
職業能力の再開発、再教育のことを意味する。

企業のDX対策において、
新たに必要となる業務・職種に順応できるように、
従業員がスキルや知識を再習得するという
意味で使われることが増えている。

デジタル分野に限らず
市場のニーズあるところに学びの対象がある。

プログラミングやビッグデータの分析から、
マネジメントやマーケティングに関するものなど、
内容は多岐にわたる。

3月2日付日経新聞、
「求められるデータ活用」という記事。

プロ野球において、
コーチ人事に新しい潮流があった。

ソフトバンク、DeNA、ロッテの3球団の
人事に共通するのは、
データ分析の素養のある人物を登用している点。

野球の様々な数値データを事細かに
測定できる機器を各球団導入している。

ただ、導入するだけでは意味がない。
得られたデータを読み解き、
選手にフィードバックする必要がある。

これまではそうした能力のある人は
アナリストという肩書がもう一歩進んで
コーチという役職に起用された。

データ揃っていない時代、
コーチングのベースにあったのは、
個人の経験と感覚。

元名選手の「自分はこうだった」
「こうすればこうなるはず」という言葉。

今は、データ活用の有用性を知る選手に対して、
科学的な論拠を持ったアプローチが欠かせなくなった。

メジャーリーガーのダルビッシュ、
前田、千賀投手の話を聞くと、
登板日の3日前から対戦相手のデータを読み解く。
日本ではなかったと言う。

これが我々実業にも浸透していくだろう。

小さな会社では
そもそも「データ」が少ない。

もしくは社内には「データ」はあるのだが、
それがどこにあるのかわからず、取り出せない。
取り出せたとしても分析できない。

基礎となる土壌をつくっていくことが第一歩。

 

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