「自分の強みを理解する」

先日、「TOKYO創業ステーション丸の内」にて、
これから起業・創業する人たちのための
「ランチェスター弱者の戦略（基礎編）」をオンライン講演した。

1月10日付日経新聞、
「私見卓見」の「キャリアをマーケティングせよ」
が多いに参考になる。

「自分自身のキャリアをマーケティングすることが重要。
自分で生き方や働き方を選択できる時代だから。

キャリアという観点では、
1人1人が「自分」という会社の社長であり、
自身のキャリアや人生の方向性を
戦略的に決めていく必要がある。

商品を市場で魅力的に見せる方法と同様に、
自分自身を市場で
どのように魅力的な存在として位置づけられるか。

しかし、
多くの人は自分が自分という
会社の社長とは十分に認識していない。

年齢を重ねるにつれて
自分の価値観や強み、
そして弱みが明確になっていくにもかかわらず、

多くの人は自己認識を
マーケティングに生かせていない。

価値観や情熱に気づき、
強みをどう生かすか深く考える。

自分のキャリアを
新たな視点で見直し、
自己実現の道を模索し始める。

価値観を理解する。
自分が何に対して心を動かされるのか、
何に情熱を感じるのかを理解する。

その上で、
自分の強みを最大限に生かす戦略を立てる。

年齢を重ねるごとに、
個性や才能もわかってくる。

また、
限界もはっきりしてくる
（例えば、自分は大谷翔平にはなれない）。

これらを市場のニーズや
競争相手と比較しながら
客観的に分析する。

最も適した分野で活躍する。
それがキャリアを充実させるためには不可欠。

方向性と戦略が決まれば、
プランニング。

10年後、20年後になりたい姿を定める。
ゴールから逆算し、1年後、1ヶ月後、明日、
何をなすべきかを決める。

自身の価値観と強みを深く理解し、
それらに基づいた戦略を立てる」。

散見するのは、
自分の強みや得意な事と
やりたい事が乖離している場合。
残念だが痛い目に合う。

転ばぬ先の杖。

自分の強みを理解し、
そこから勝てる戦略を立てる。

それに役立つのが「ランチェスター弱者の戦略」。