「日本の強み」
4月7日付日経新聞夕刊、
「日本『信頼できる』7年連続首位」という記事。
シンガポールのシンクタンク、
ISEASユソフ・イシャク研究所が発表した2025年の調査で
日本は「信頼できる国・地域連合」で7年連続1位となった。
調査は東南アジアの
民間企業や政府・研究機関などに所属する識者を対象。
日本が「信頼できる」と回答した割合は66.8%。
欧州連合(EU)は51.9%。
米国は47.2%。
日本を信頼する理由として、
国際法の順守、経済力を上げる人が多かった。
4月12日付日経新聞、
「訪れたい国、日本首位」という記事。
同じくシンガポールのシンクタンク、
ISEASユソフ・イシャク研究所によると、
東南アジア諸国連合(ASEAN)の人々が
訪れたい国は、日本が首位だった。
2025年調査で日本と回答した人は全体の33%で、
前年(30%)から更に人気が高まった。
ASEAN加盟10カ国のうち
ミャンマー以外のすべてで日本が首位。
日本文化への関心のほか、
円安の進展も背景にある。
4月9日付日経新聞、
「旅行収支5600億円黒字」という記事。
インバウンド(訪日客)の増加で旅行収支の黒字が拡大し、
「デジタル赤字」を打ち消すまで膨らんだ。
2月は約5600億円の黒字と同月として最大。
(訪日客の消費額から日本人が海外で使った金額を引いたのが旅行収支)
クラウドといったデジタルサービスの海外への支払いによる
「デジタル赤字」を取り返せる規模に拡大。
海外に行くと、
日本と世界との違いに気づく。
15年前にベトナム視察したとき、
日本の家電製品が
韓国・中国製品に駆逐されるのを見た。
今回、中国では中国製電気自動車が
日本車(ガソリン車)を駆逐しているのを見た。
時々刻々と勢力図が変わってくる。
しかし、
ホテルのサービスやおもてなしの部分は
日本の方が凌駕(りょうが)していると思われる。
日本の強みと弱みが見えてくる。
日本の強みは何か。
ベトナムの時も感じたが、
韓国・中国が「剛」。
日本は「柔」と「和」。
同じように自社の強みは何か。
それを深掘りする。