町コン「セミナー」「講義」開催スケジュール

●新商品(新事業)開発の鉄則は ●いいものだから高く ●危機意識

「新商品(新事業)開発の鉄則は」

商品戦略の中で
「新商品開発の進め方」がある。

マトリックスでいうと、
1.販売先(業界・客層)が同じ、商品は類似。
2.販売先(業界・客層)が同じで、商品は異なる。
3.販売先(業界・客層)が異なり、商品は類似。
4.販売先(業界・客層)が異なり、商品も異なる。

成功する確率が高い順番でいうと、
1.2.3.4の順番になる。

中小企業の新商品開発において、
避けて通りたいのは、
4.の販売先(業界・客層)が異なり、商品も異なるもの。

異なる商品を扱うのも難しいのに、
販売先が異なるというのは、
一から営業をしなければならない。

顧客を新たに作る必要がある。

経営で一番難しいのは、
新しい顧客を作ること。

故に多くの企業は
ここに一番コストをかける。

実は、
商品開発より営業の新規開拓の方が難しい。

理化学機器の中古販売の社長から聞いた話。

コロナがようやく
感染症法上の分類が5類に移行したことで、
PCR検査機器が大量に下取り依頼が殺到した。

大手工務店とWi-Fiレンタル会社の2社が
大きく儲けたとのこと。

大手工務店は関空や羽田、
成田空港を営業で抑えた。

Wi-Fiレンタル会社は
テレビCMで出ているクリニックをはじめ
クリニック業界を営業で抑えた。

他の多くの会社も
コロナ禍でPCR検査に進出したが、
多くは失敗に終わった。

新商品開発のマトリックスでいうと、
4.(販売先が異なり、商品も異なる)になる。

成功した2社とその他の違いは、
営業力とのこと。

成功した2社の共通しているのは
営業力とともに、撤退も早い。

本業でない事業は流れを見て、
さっさと撤退しないと危ない。
現在は2社とも本業回帰している。

営業力が長けていると、
難易度が一番高い4.(販売先が異なり、商品も異なる)
をもクリアしてしまう。

営業力がない多くの企業は
やはり失敗する確率が高いというのも実証できた。

中小企業(もしくは小さな会社)が
新商品開発をする場合、
極力1.2.3.で挑戦したい。

4.にチャレンジするのは
営業力に自信がある会社だけ。

 

お問い合わせ

お電話でのお問い合せ 03-3659-7703 
営業時間: 定休日: