「悩み、解決」
町コンの戦略社長塾・小岩校は9年目に入ります。
ランチェスター経営の竹田先生のDVDを見て、
経営者たちがテーマに即した意見や感想を
述べていただきます。
6年前からビデオを撮って、
外付けHDDに保存し、
現在6本になります。
日々起こる経営の悩みを
解決するヒントがたくさんあり、
宝庫です。
社長の正しい役目を
理解するところからはじまり、
戦略には「強者の戦略」と
「弱者の戦略」の2つがあり、
2つは全くの正反対。
競争相手と比較して
自社は強者なのか
弱者なのか把握し
(多くの中小企業は弱者)、
戦略を決めます。
経営を学んでいる過程でも
直面する事柄で
悩み・迷いが生まれます。
参加されている経営者たちは
「戦略社長塾」のトークのときに、
ポロッと悩みを打ち明けます。
「自社は弱者なので
専門特化して
その部分で強みを発揮しているが、
競争相手はどこも総合化を図っている。
あせることがある。
このままでいいのか」
強者であれば、
総合化ですが、
弱者ならば、
総合化をすると力が分散して、
どれも弱くなります。
経営は売上を目指すのではなく、
強いもの作り、
1位作りを目指します。
「ココに来ると弱者の戦略を再確認するので安心する」
異業種の経営者が集まっているので、
他の人の話がヒントになります。
飲食業の話では、
「現場の店長が売上はまだまだ上がるから
人の増員を要請してきますが、
固定費が上がって
思うように利益が上がらなく、
苦しんだ時期があった。
先に固定費を決めて、
売上を追いかけるのではなく、
粗利益や利益を確保することを考えてから
上手くいくようになった」。
これに聞いて、
運送業の社長、
「販管費は売上の20%に押さえ、
原価は75%に押さえ、
利益を5%確保する。
忙しくなり、
売上は上がってくると
逆に経費がかさみ、
採算が悪くなるということがあると
親から教えられた」。
6年間のデータを整理して、
「経営の悩み」を解決するヒントの
データベースを作って、
中小企業の経営の活性化に役立てていこうと
考えています。