「困難を乗り越え、やっと手に入れた戦績」
1ヶ月ぶりに中国人の通訳者からメール。
(959号「ちょっと気になる出来事」参照)
「三月後半に入ってから、
私たちはようやく普段通りの生活に戻りました。
普通にレストランにいったり、
ショッピングモールに行ったり、
ほかの都市に行き来したりすることできるようになりました。
しかし、油断は大敵であり、
私たちはどこに行っても常にマスクを着用しています。
ほかの都市に行く前にも、
自分が健康で、二週間内に発熱したことのない、
という事前の申込・報告が必要となっています。
各国からの航空便が週に一回だけ絞り込む、
という制限措置に乗り出しました。
私たち一人一人でも、
政府側でも、
様々な困難を乗り越えて、
やっと手に入れた今の戦績を、
一生懸命守ろうとしています」。
中国は、
中国古代の教え(959号参照)のとおり、
啓蟄3月5日~20日迄におさまり、
春分の日以降に回復した。
一方日本は特に東京はオーバーシュート寸前。
我々国民は舐めていた。
志村けんさんの死が覚醒させる。
我々東京の人間は、
生きることを最優先。
収束するのはまだ先。
そのために知恵を使う。
テレワーク。
テレビ会議方式の社長塾を開始。
参加された方にもチャレンジしてもらった。
思ったことは、
「やってみないと課題は見つからない」。
1対1であれば、テレビ会議もスムーズに行くが、
5人以上になっていくと通信インフラの脆弱さが突かれる。
会議を始める時の手順や
進行中の支障など修正するところが見えてくる。
これで良いということはないけれども、評価もあった。
私の事務所に来る必要はなくなり、
自宅や自社で勉強会ができるようになり、
移動時間が要らなくなった。
人間関係が出来ている場合、
そばで話さなくても遠隔地で全くストレスがない。
あるとしたら、
通信インフラとパソコン等の性能。
今我々が求められているのは、
遠隔地でも密接している人間関係の構築にある。
日本人はコロナのおかげで離れていても、
近くで仕事をしているように思われるスキルを身に付けられる。
これは全世界でも同じだが。
ここは、
素直に中国の戦略を見習わなくてはならない。
まずは生きる。
そして収束させる。
胸を張って戦績と言えるよう。