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●人材不足、賃上げ ●切磋琢磨 ●智慧

「人材不足、賃上げ」

帝国データバンクの調査によると、
2025年度に賃上げを見込む企業は61.9%と、
2006年に調査を開始してから初めて6割を超えた。

賃上げの理由として、
「労働力の定着・確保」をあげている。

中小企業の約8割が賞与を支給しているが、
特に従業員が少ない企業ほど
賞与を出せない状況が目立つ。

これには
「利益の確保」の難しさ、
「資金繰り」の不安定さ、
「生産性の向上」が進んでいないことが原因と考えられる。

人材確保の面では、
企業が研修費やOJTを充実させるための
支援や働き方改革による労働環境の整備が有効。

最終的には、
企業が安定した利益を
生み出せる経営力を養うことがゴールとなる。

「人材不足」とともに
「価格転嫁」というキーワードが
よく耳にするようになった。

賃上げの原資を価格転嫁で作る。
価格転嫁がうまく行くには、
価値>価格。

購入者が納得する価格、
満足する価格であるということ。

ドラッカーの言葉、
「企業が売っていると考えているものを
顧客が買っていることは稀である。

その第一の原因は、
顧客は製品を買っているのではないということである。
顧客は満足を買っている。

しかし、
顧客満足そのものを生産したり
供給したりはできない。

満足を得るための手段を
作って引き渡せるにすぎない」。

提供している製品やサービスの価値に
見合う価格に改定すること。

次にその価値を上回る価値を創造し、
新たな価格を創ること。

賃上げの原資を確保するために必要不可欠。

またドラッカーはこう言った。
「経済的な業績は、差別化の結果である。

差別化の源泉は、
企業の中の人たちが保有する『独自』の知識である」
(知識とは情報を仕事や成果に結びつける能力のこと)。

差別化とは、
競争相手と比較して自社の製品・サービスを独自のものにし、
他と明確に区別できる特徴を持たせること。
競争優位性を確立する。

顧客に支持される
「差別化」でなくてはならない。

支持されるために卓越した
「知識」を身につける。
その活動に集中する。

結局は
「強いモノ作り」「一番作り」が
人材不足、賃上げの解決策になる。

 

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