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●リバースメンタリング ●不祥事 ●時義(じぎ)

「リバースメンタリング」

9月15日付日経新聞、
「資生堂、若手が幹部を指南」という記事。

資生堂は、若い世代が年配者の先生役となる
「リバースメンタリング」で組織を活性化している。

若手社員が幹部に
先端のデジタル技術や消費トレンドを教え、
新規事業も議論する。

組織の垣根を超え、
異世代での立場を逆転させた交流に延1千人が参加。

(リバースメンタリングとは、
若手社員と先輩社員が立場を逆転し【=リバース】、
若手社員がメンターとして、
メンティーである先輩社員に助言を行う教育支援制度のこと)

(リバースメンタリングは
1990年代後半にゼネラル・エレクトリック社が
経営幹部が現場のエンジニアから
進化の早いITの知識を教わる仕組みを採用した)

幹部のコメント、
「本業に生かせるヒントになるし、
普段接触の少ない20代社員との対話から得る刺激は快い」。

20代のメンターは、
「異なる部署の先輩と知り合える機会は貴重。
対話を通じて将来おキャリアの参考になる」。

指南を受ける(メンティー)社長や役員は
ピラミッド型組織で起こりうる
経営層と若手との距離を縮めることが狙いの一つ。

また、
教えを受ける中堅・ベテラン社員が
謙虚に耳を傾け、若手の知見や発想を
引き出すスキルも問われている。

私が運営している社長塾の話。
3年~6年ほど経営を勉強している社長たち。
そこに2年強勉強している新米社長がいる。

最初は、
「経営って何?」「戦略って何?」だった。

新米社長はゼロからスタートし、
ノートを取り始めた。
みんなとの距離が果てしなく遠く感じていた。

しかし、
素直に実直に考え、
実践していった。
実践はみるみるうちに業績に表れてきた。

他の先輩社長たちは、
勉強にも慣れ、上手く良い所を取り入るが、

自分にとって耳障りの悪い、
苦手な分野は避けてきた。

それでも経営はやっていける。

今では2年強経った新米社長が
先輩社長たちの経営実力を追い抜き、
社長塾の首席に立った。

先輩の「慣れ」。
新米の「素直」。

若手から学ぶことは多い。

 

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