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「リアル、強者の戦略」

2月27日付日経新聞、
ロシアとウクライナの戦闘の舞台は
26日までに首都キエフに及んだ。

事の良し悪しを敢えて考えずに見てみる。

27日付朝日新聞に戦力の比較があった。

ロシア、兵力90万人、攻撃機1511機、攻撃ヘリ544機、戦車12,420両。
ウクライナ、兵力20万人、攻撃機98機、攻撃ヘリ34機、戦車2,596両。

ロシアは兵力で4.5倍、攻撃機で15倍、
攻撃ヘリ16倍、戦車4.8倍。

ロシアとウクライナの軍事力には大きな差がある。

ロシアは強者、
ウクライナは弱者。

強者と弱者の差が3倍以上開くと、
ウクライナは必ず負ける
「必敗の法則」に該当する。

強者であるロシアは、
ウクライナ東部、
ベラルーシ側、
黒海側から攻める「3点攻撃法」で中心に攻め入る。

ロシアはサイト障害や偽メッセージ送付など
複数手口を同時にしかける
サイバー多重攻撃を展開した。

社会経済を混乱させるために
数か月前から準備をしていた。

通常に考えれば、
ウクライナはロシアと戦争する力はない。

だがロシアから仕掛けてきたから
やむを得ず対応。
停戦協議が不調に終わった。

西側の援軍もない。
米国は非難するアナウンスだけで、
軍事的行動を取らなかった。

国際世論はロシアを非難し、
西側はロシアに経済制裁をするだけ。

いずれロシアはウクライナを制圧するだろう。
どこもウクライナを助けようとはしない。

これが現実。
このような時代に生きている。

朝日新聞にシンガポールの大学教授のコメント、
「米国のロシアへの対応は予想より非常に弱かった。
アジアの地政学にも波紋を広げる。

中国は、米国との競争の先行きに自信を深めた。
逆に米国はアジアの友好国の信頼を損ねた。

『脅威にさらされた際、
米国の対応が同じように弱かったら』と」。

経営の場合、
弱者はやり方によっては、
強者と戦わないで自分の土俵で相撲が取れる。

たとえそこに参入してきても、
新たな道を探すことができる。

これが国と国になるとそう簡単にはいかない。

歴史を学ぶとロシアの行動が異常のことでもない。
世界史は戦争の歴史、
そのつかの間に平和がある。

世の中に翻弄されようとも、
地道に生きる道を探る。

 

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