8月31日付、日経新聞に、
「米振興、アマゾンに挑む」という記事。
米調査会社によると
2018年米国のネット通販市場に占めるアマゾンのシェアは48%。
圧倒的な強さを誇っている。
その一方で
アマゾンの手が届かないニッチな市場に
ベンチャーが挑戦している。
新興の通販サイトの「ウィッシュ」(日本でも購入できる)。
衣料品、小型電化製品、家具など、ノンブランド品。
特徴は安さ。
メーカーと消費者を直接つなぐビジネスモデル。
メーカー(海外)から配送するため時間がかかる(2~3週間)。
それでも許容できる「安さ」がある。
商品発掘が生命線。
スニーカー専門の「ゴート」。
新品から中古まで45,000種類のスニーカーを扱う。
売買が成立した場合、
出品者はゴートに商品を送る。
そこでゴートは検査員とAIの画像認識を使い、
本物か偽物を確認し、本物と判断したものを買主に配送する。
アマゾンが苦慮しているところを
手間をかけることで勝機を見出した。
スニーカー好きが集まる特定のサイトがアマゾンとの違い(客層)。
生鮮食品の宅配「グッドエッグス」。
強大化するアマゾンとは真逆で、
サンフランシスコなどカルフォルニア洲の
ベイエリアに販売地域を限定。
その日とれた地元野菜や卵などを宅配している。
地域を集中することで品質も維持でき、
成長軌道に乗った。
ある中古機器を自社サイトで通販している社長の話。
強い競争相手もなく業績は伸びている。
今度は自社サイト以外に通販サイトを活用しようと考えた。
アマゾン、楽天、ヤフーと3社の話を聞いた。
3社3様で各々メリット、デメリットがあった中で、
最終的に楽天に出店することになった。
アマゾンがあまりにも巨大すぎて
太刀打ちできないと思いきや、
まだまだ隙間があったり、
アマゾンが苦手なことがある。
記事に載った企業から学ぶことが多々ある。
ビジネスチャンスはどこにでもある。
それに気づくかどうか。
行動するかどうか。