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H24.1.4 日経新聞「フットボールの熱源」(謙虚である強さ)より

平成24年1月4日付、日経新聞の「スポーツ2」欄の
コラム「フットボールの熱源」の「謙虚である強さ」(吉田誠一氏)より。

『FCバルセロナの人材育成術』を読むと、このクラブが選手育成において、
いかに人間教育に力を入れているかがわかる。
下部組織で育った選手は個性を最大限に発揮しながら、チームに貢献することを考えている。

バルセロナはトップチームも下部組織も一貫して組織プレーを重んじる。
選手は周囲のために動いて、パスコースをつくり続ける。独りよがりなプレーは許されない。
「つまり、謙虚でなかったらバルセロナのサッカーはできない」

「個人のプレーを光らせるのは組織のプレーであり、自分だけでは輝けないということを、
メッシも理解している」

●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
早速、「FCバルセロナの人材育成術」(アチーブメント出版)を購入して読んでみました。
FCバルセロナの下部組織(6歳~7歳、8歳~9歳、10歳~11歳、12歳~13歳、14歳~15歳、16歳~18歳)は6つあり、その上にサテライトとトップチームがあります。
すべて一貫した教育姿勢を貫いているとのこと。

日本のサッカークラブの場合、子供たちに教えるのは、サッカーのテクニックや体力的なこと。
生き方について教えることは少ないと。

FCバルセロナでの教育とは、
子供を社会に送り出す準備をすること。
将来、大人として社会でしっかりと生活できるために必要な価値観を教え込むこと。
「敬意」「忍耐」「犠牲」「努力」「謙虚」といった価値観。
子供を教育するとは、子供が幸せになるように準備すること。

FCバルセロナでは、「勝利」と「育成」はどちらを優先するのかという問いに
どちらも大事である。「勝利」を目指し、「育成」をする。
勝つ時もあれば、負ける時もあるが、その過程で日々成長し続ける。

下部組織からトップチームでプレーできるのはほんの一握り。
多くの人は消えていいきます。
スバ抜けた才能だけでは駄目なようです。努力し続けること。
相手に敬意を払えること。

人間力を磨くことですね。

 

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