町コン「セミナー」「講義」開催スケジュール

●NOと言えるようになる ●がっちりマンデー ●市場チャレンジャーの戦略3

「NOと言えるようになる」

NHKテレビ番組「奇跡のレッスン(柔道編)」で
柔道の最強コーチは言っていました。

「柔道は『NO』と言える人間を育てる。
相手の技にかけられないよう『NO』という意思表示をし、
次に自分の技をかけるという自己主張をする。
柔道は自分の意見が言える人間を形成します」。

精密機械専門の運送会社K社(従業員10人)の話。

特定の会社に売上全体の大半を占めていました。
リーマンショック後、大口取引先から取引を切られたり、
値下げの圧力が増してきました。

売上は激減。

取引を切られたくないため、
値下げの要請に対して「NO」と言えず、
「YES」と受けざる得ない日々が続きました。

「NO」と言えない負け犬根性が身についてしまいました。

ランチェスター「弱者の経営戦略」を知る機会があり、
そこから1年学びました。

精密機械の運送で培われた
「細かいことを丁寧に行なう技術」を
楽器の運送に活かすことができました。

K社の周辺地域では
楽器を専門に行なう運送会社がありませんでした。
楽器の運送に一点集中していくことで
その地域での市場占有率が高まっていき、
利益性が良くなっていきました。

価格を自社で決めることができるようになってきたのです。

取引先を分散させることにより、
特定の取引先に対しても価格の値下げ要請に対して「NO」と言って、
逆に値上げ交渉ができるようになりました。

「最初は恐る恐るでしたが、
ちゃんとこちらの意見を言うようにしたら、
案外通るようになりました」。

品物を大切に運送することから
和装の展示会の運送依頼も来ました。

従来の運送会社だと和装にしわができて、
和装会社の販売が不調でした。

K社だとしわにならず、
販売に支障がなくなり、
和装会社からも感謝されました。

K社は、
いままで取引先から言いなりになっていましたが、
自社の強み(細かく丁寧に運ぶ)を知り、
その技術を高めると、付加価値が付くことに気づきました。

粗利益を高めることができると
同業者平均以上にドライバーへの給料も払えるようになります。
求人難を解決することもできます。

 

お問い合わせ

お電話でのお問い合せ 03-3659-7703 
営業時間: 定休日: