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●高く売れ! ●学ぶ習慣 ●顧客は誰か

「高く売れ」
 

昨年イタリア企業視察に一緒に行ったA社長の話。 

A社は墨田区のアパレルOEM縫製会社
(本社21名、1人当たり純利益3百万円。他に国内2工場)。
 
自社の規模に合った商売をする。
1枚1枚に付加価値を乗せるしか利益を出すことはできない。
そのため海外で生産して安く売るビジネスモデル(大手アパレルメーカー)には合わない。
 
当社の顧客は、
「ちょっとめずらしく」
「ちょっと高く売る」
「そんなに数は売れない」
普通のアパレルよりも面白いことを先駆けてやる会社になる。
 
新しいことにチャレンジする。
多品種少量。
短納期。
店頭(市場)に合わせたもの作り。
 
あえてホームページは作っていない。
こちらから声をかけた会社
もしくは我々とどうしてもやりたい会社と取引をする。
どうでもいい会社には来てもらいたくない。
 
顧客は、
どんなところで作っているのか知られたくない。
情報が漏れるのをいやがる。
秘密のベールに包まれているのが望ましい。
 
営業には「高く売れ!」と言っている。
 
人間の性分として「高い」と言われたくないので、
見積で低い値段を書いて出しやすい。
 
そこをあえて「高く出せ」と言う。
 
顧客から「高い」と言われれば、
「どこが高いのか」聞いて来い。
 
「どこどこが高い」と言われれば、
そこを解決すれば高いと言われなくなる。
 
どこが高いか引き出して来い。
そこがいずれ武器になる。
 
こっちが勝手に努力したって相手にしてみれば有り難迷惑なこともある。
相手から言ってきた事をやるわけだから
ここが当社の利益の根源になる。
 
顧客はハードルの高いことを言ってくる。
サンプル作りも然り。
意図したものが作れるか。
 
パリコレに出展するために、
今日注文の依頼があって、
明日の飛行機に乗せるということもある。
 
他で「出来ない」ことを
当社では「出来ない」とは言わない。
 
まずはやってみる。
 
将来はOEMの比率を日本国内50%、海外ブランド50%を目指す。
(日本語のホームページは必要ないが、外国語のホームページは必要になる)

 

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