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●群盲象を撫でる ●解散 ●何に焦点を合わせるか

「群盲象を撫でる」
戦略社長塾・銀座校(曲渕税理士事務所)に新に参加された社長がいた。
彼は、悩んでいた。
「本は好きで、経営書を読んで、経営に取り入れようとしている。
しかし、それぞれの本がいろいろ書かれており、
言っている事が違うのもあり、どうしたらいいのか混乱している」。
「群盲象を撫でる」ということわざがある。
目が不自由な人たちが動物園で象をさわって、
みんなで象がどういうものであったか話し合った。
象の牙だけ触った人は、
象はまるで槍のようであると言った。
象の鼻だけ触った人は、
象は大きな蛇のようであると言った。
象の足だけ触った人は、
まるで大きな木の根のようであると言った。
象の耳だけ触った人は、
大きなウチワのようであると言った。
一つひとつはどれも正しい。
しかし、これだけで象の全体像をつかむことはできない。
これは経営についても同じことが言える。
経営書に書かれていることや
経営セミナーの講師が言っていることはどれも正しい。
しかし、
象で言えば、牙や鼻や足などの一部を語っているに過ぎない場合が多い。
枝葉のことが多い。
経営の一部分を直すことも大事。
だが、
経営の全体像を大局的な視点がないままに一部分を直しても、
会社全体的に業績は良くならない。
戦略社長塾・小岩校に3年間学んだ社長の後継者が参加し、言った
「当社の業績が良いのは、
テキスト(顧客が特定の地域に集中していると利益性が良くなり、
顧客が広い地域にうすく分散していると、利益性が悪くなる。
市場占有率の原則。
これは集中したことによる効率の上昇である)
に書かれているとおりの事をしているから」。
ランチェスター経営戦略は、
経営全体から見れば基本中の基本。
これをマスターしていれば、
いろんな本やセミナーに参加されていても、
どれを取り入れて、
どれが要らないかがわかってくる。
有益な情報と悪い雑音の区分けができる。
MBAは大学クラスだとすると、
ランチェスター経営戦略は小学校・中学校レベルの基本。
まずは基本をマスターすべき。

 

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