「継続は裏切らない」
戦略社長塾銀座校・曲渕税理士事務所に
2名の社長が初めて参加された。
1人は、1人親方の職人。
主に建設業の孫請けの仕事をしている。
もう1人は、飲食業を2店舗経営している。
それなりに問題をかかえていた。
職人は、建設業の仕事は季節変動要因があり、
また孫請けでもあり、単価がどんどん下がっていった。
新たな市場として個人客を獲得する動きをしていた。
飲食業は、最初の店を苦労しながら軌道に乗せた。
その後2店舗目を離れた地域に出した。
地域が違うことで来店する客層が違い、対応に苦慮。
2店舗が離れていることで移動時間がとられ、
マネジメントも上手くいかなかった。
経営の原点に戻ってみる。
戦略(将軍の術/社長の経営術)と
戦術(兵士の術/従業員の仕事術)の違いを理解する。
ここで社長自らの役目を理解する。
さらに役目のレベルアップを図る。
戦略には大きく2通り(強者と弱者)あることを理解する。
自社は強者なのか弱者なのか客観的に把握する。
経営とは何か。
経営の全体像を押さえ、
経営を構成する大事な要因を明確にする。
その要因に自社にあった目標を定める。
そこからどのような手を打つか考え、実行に移す。
2018年3月戦略社長塾に参加された社長が
今も継続して経営を学び続けている。
飲食店2店舗を経営している。
当初2店舗目を離れた場所に出店し、
客層の違いと移動時間による
マネジメント不備の業績不振に悩んでいた。
毎週参加することで、社長の役目を再確認する。
自社に合った弱者の戦略を自問自答する。
自社に合った従業員教育を模索する。
店内における移動時間
(粗利益を生まない時間)をいかに短縮するか。
簡単シンプルな仕組みを構築する。
結果、前年度より1人当たりの粗利益が飛躍的に伸びた。
現在の人手不足の時代でも
逆に生産性を高めることができるようになった。
継続する努力に対して、世の中は裏切らない。