「社長の実力向上計画」

A氏は独立起業してから５年間は
いろんな事に手を出して、
忙しい割には利益は出ていなかった。

いわゆる「バタビン（貧）」だった。

その後、
ランチェスター経営に出会って、３年経った。

経営の原理原則を学び、
一つの事に集中したことにより目処が立ってきた。

この３年間、同じことを学んでいるが、
自分の立つ位置も変わり、
その都度感じ方が変わった。

最初の頃は、
何をしていいのか解らなかった。
藁にもすがる思いだった。

ランチェスター経営に触れ、
強者の戦略、弱者の戦略の違いを知った。
自分の立つ位置（番外弱者）を気づかされた。

だったら、
考え方、行動を変えていかないといけない。
ここからスタート。

どういう所を目指したらいいか、
試行錯誤した。

そして業界に特化した
中古機器販売・レンタル事業を見つけた。

これをどうやって世に知らしめようか。
ランチェスター経営の学び（８大要因）を
一つ一つ忠実に実行していった。

売上、純利益が年々増加していった。

今度は、更にどうやって伸ばしていこうか。
「顧客維持戦略」と「従業員教育」。
地道にやってきたことで顧客は増えてきた。

今後、競合が出てくる。
今のうちに差をつけておかなければならない。

判断、行動が変わってきた。
量稽古（訓練）のおかげで、
質が高まってきた。

判断力のスピードが格段に上がってきた。
判断しなければならない所を
スパスパと時間をかけずに決断できるようになった。

解らなければ、
人に聞く、自分で調べる。
躊躇せずできるようになった。

この３年間、鍛えられた。
仕事のスピードが上がってきた。
顧客が増えたことでやらざるを得ない。

モチベーションも上がってきた。
しんどいこともあるが、乗り越えられるようになった。

最初、A氏は青息吐息だった。
それが、素直に、勉強して、実践したことで成果が出た。
更に積極思考になっていった。

社長の実力＝仕事時間量²×質。
質の高め方＝社長の素質×学習教材の質×学習回数（学習時間）

後は、小さな成功で生活を変えないこと。