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●百聞は一見にしかず(その1)●通訳者に聞く ●「確信」と「信仰」の違い

「百聞は一見にしかす(その1)」
 
6月26日(水)~29日(土)、
日本経済新聞社主催「北京チャイナ・テック視察4日間」に参加。
 
もともと私が昨年夏ごろから
中国北京周辺のハイテク企業の視察はできないものか
と企画を考えていた。
 
今から約10年程前にベトナム視察ツアーを企画して、
計4回プロデュースした。
 
中国は簡単とは思わなかったが、
人脈を構築すれば、できると思っていた。
 
しかし、
中国はなかなか繋がらない。
見えない壁が立ちふさがっているように思えた。
 
日本経済新聞の広告で今回の視察を知った。
「情報収集」「人脈作り」「時間」という理由で参加を決意。
 
日本経済新聞社の情報力と
人脈の太さに感服。
「さすが」。
 
一個人、一企業では会えないし、
「場」作りができない。 
 
最初に訪問したのが、
清華大学(日本では東京大学のような位置付)。
 
清華大学はスタートアップ企業の「ゆりかご」的存在。
7つのステップがある。
 
第1.ドリームレッスン。スタートアップするための研修。
第2.ラボ(実験室)。新しい事業の実験をする。
第3.スタートアップ育成。
第4.企業キャンプ。マッチング。環境の提供。
第5.ダイヤモンド計画。出資。1000万元~2000万元。
第6.上場支援。
第7.グローバルネットワーク支援。
 
6年間で第1、第2ステップまで35,000人参加。
第3まで行った人は1,400人。
第4まで法人成りは580社。
第5の出資を受けたのは200社。
上場は21社。
 
学生のスタートアップ企業13社のプレゼンを聴いた
(内半数近くが女性起業家)。
 
事業計画は、
日本人の視点では甘い。
日本では潰してしまう恐れがある。
 
しかし、
中国ではアイデアや本人の気持ちを尊重している。
とりあえずやらせてみる。
そこから伸びるかどうかを見る。
這い上がってきた企業だけに出資をし、上場支援をする。
 
企業を育てる環境があり、
自由闊達さがある。
国を挙げて起業家を応援している。
 
未来を創るのは、20代、30代。
それを応援しているのは今を作った40代、50代。
 
中国から学ぶ点は多い。
若い力を伸ばす。じゃまをしない。
 
ある部分では
大きく水を開けられた感はある。
 
行かないと解らない。

 

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