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●日大アメフット部から組織を考える ●無人店、中国 ●先は楽ではない

「日大アメフット部から組織を考える」
日大アメフット部の事件(危険タックル)により、
内田前監督の絶対君主的専制政治を行っていたことが明るみになった。
そのように組織を運営する「組織体」は日本に数多くあると思う。
過去の東芝もそうだったし、財務省も同じ。
危険なことは、
目的を達成するために、手段を選ばないこと。
そしてその命令・指示に逆らえないこと。
目的を達成するために、
上司は脱法・違法などの逸脱した行為を部下に強いる。
部下に「ノー」と言えない雰囲気がある。
私も前職の会社に入りたてのとき、
上司から外部への私文書偽装(数字の書き換え)の指示があった。
そのとき、前任者はここで辞めたんだと察知した。
私は、アホになりきり
何とか脱法行為をしないで事なきを得た。
絶対的なトップが存在する組織体に、
目的を達成するために、手段を選ばない危険はどこにでもありうる。
本当に
内田前監督は、「つぶせ(怪我をさせろ)」と
指示を出したのだろうか。
この事件がなければ、
絶対君主的専制政治を続けることができた。
それを手放してまで、
練習試合で事件を起こすだろうか。
日大アメフット部の組織は3階建。
トップ⇒コーチ⇒選手。
中間管理職のコーチが監督の指示を
拡大解釈して選手に指示したことはないだろうか。
前職の会社勤めのときに、
私は管理職経由でトップから仕事の指示があった。
私はその意図がよく解らなかったので、
直接トップに確認した。
すると管理職から聞いた内容と
トップから聞いた内容が微妙に違っていた。
そのお陰で仕事のミスは未然に防げた。
組織は2階建から3階建になると
トップと現場の間に管理職が入る。
ここでコミュニケーションが悪くなることが多々ある。
日大アメフット部の真逆の
組織を運営しているのが
9連覇中の帝京大学ラグビー部の岩出雅之監督(2月5日発行第855号参照)。
1.脱・体育会系の組織。
3年、4年の上級生が雑務係・掃除係を担当。
下級生は安心して部活・勉学に専念できる。
 
2.コミュニケーション力。
上級生が下級生から話を聞く。
自分の伝えたいことを相手に言わせる。
瞬時に意思伝達ができる。
日大アメフット部事件を感情ではなく、理性で分析しみる。

 

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