町コン「セミナー」「講義」開催スケジュール

●客単価を倍にしたら ●勝負下着 ●すべての仕事の原点

「客単価を倍にしたら」
戦略社長塾・銀座校に新しい経営者S氏が参加された。
小岩校に3年通っている経営者N氏からの紹介。
N氏はS氏から経営の悩みなどの相談を受けていた。
1年以上経営の勉強する気でなければ、紹介しないとのことであった。
S氏は東京都内にしゃぶしゃぶ・すき焼きを2店舗経営している。
飲食店に勤めて、28歳に独立してから4年が経った。
若さと勢いでここまできた。
しかしなかなか業績は安定せず、苦戦していた。
1号店を出した後に、都内の繁華街で友人と飲んでいた。
大手しゃぶしゃぶチェーンのお店が行列になるほど繁盛していた。
この街には他にしゃぶしゃぶ店がないので、
いけるのではないかと判断し、
2号店の出店を決めた。
当初、大手の店と同様の低価格帯に設定した。
お店は上々の滑り出し。
そのままにしていたら、
大学生が多くなり、店の雰囲気が悪くなり、
ビジネスマンたちが遠のいていった。
N氏にも相談し、
大手チェーンのマネをせず、
差別化をする。
低価格帯(3,000円)から高価格帯(6,000円)に。
肉の研究をし、
高級黒毛和牛のすき焼き店に転換していった。
当然のことながら低価格時の顧客はいなくなった。
売上は激減。
赤字に転落。
「このままだとやばい。店を閉じるか」と考えていた。
するとポツポツ少ないながらもお客が来てくれた。
そして
「こんなに美味いすき焼きははじめてだ」
と感動するお客が増えてきた。
それを聞いたスタッフたちが新たに感動した。
スタッフたちはS氏に
「がんばってみましょう」と言った。
お店が一つになった。
それでも赤字は解消せず、
苦しい日々が続いた。
しかし、客層は変わっていった。
学生や若い人はいなくなり、
30代後半~40代以上が顧客になっていった。
半年後黒字に転換した。
現在は過去最高の売上を出している。
S氏は学んだ。
大手のマネをしてはいけない。
地域で一番の商品を作ると利益性が良くなる。
課題は山積み。
経営を学んでいなかったため、
1号店と2号店の距離が離れていること。
気まぐれ、場当たり的な対応が多かったこと。
経営を体系的に学ぶことで一つひとつ解決していく。

 

お問い合わせ

お電話でのお問い合せ 03-3659-7703 
営業時間: 定休日: