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「分断、そして」

7月2日付朝日新聞夕刊に
「コロナ禍 県外ナンバーへの視線」という記事。

新型コロナの感染者がゼロの岩手県。
県をまたぐ移動の自粛要請は解除された今も
県内の一部飲食店には「県外者お断り」の張り紙が残る。

岩手県内在住の女性が
スーパーの駐車場で高齢者に怒鳴られたと話す。
「練馬」ナンバーだった。

コロナ感染者の少ないもしくは
ゼロの県市町村では同じようなことが起きている。
県外ナンバーが来店しにくくなっている。

千葉県のある町村に工場がある会社の話。
6月から取引先の工場視察を再開した。
すると周辺住民たちから異様な雰囲気が生まれた。

また、東京在住の家族が山梨県に小旅行し、
コンビニに寄ったときに
その土地の高齢者に窓越しから怒鳴られた。
その家族は嫌な気分で帰京した。

米国では人種の分断が明確になっている。
日本では、
都道府県市町村の地域による分断と
高齢者と非高齢者の分断。

根っこは自己防衛本能ではないか。
そこから分断や差別が生まれる。
エスカレートするといじめ、村八分。

これらの地域は衰退していくことになるだろう。
残念でならない。

7月3日付、NHKニュース、
「阿波おどり中止、3割が廃業検討も」。

今年の阿波おどりは戦後初めての中止。
NHKと徳島経済研究所の調査によると、
中止による宿泊をキャンセルした人が約1万3,000人、損失は約2億円。
このままの状況が続くと
宿泊施設の3割が廃業の可能性があると。

何が正しいということではない。
どうしたら出来るか。
コロナのゼロはない。
最小限に抑えるのはどうしたらいいかを考える。
(コロナを受け入れる発想)

東京は連日感染者が200人を超えている。
しかし、詳細に数字を見てくと、
重症者は7月4日9人から11日5人に減少。
その間死亡者はゼロ。
良くなっているということ。

毎日100人以上退院している。
感染者はすべて軽症者。
この4か月間で医療体制は数段に進化している。

ゼロコロナ体制とウィズコロナ体制の違いなのか。

東京は少なくともウィズコロナを挑戦している。
でなければ明日は来ない。

 

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