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●今年は当たり年!? ●特派員メモ・ドバイから ●目の前にある仕事を巧みに

「今年は当たり年!?」

先週、地方の山岳部に宿泊施設と
麓の市街地に飲食店を数店舗
経営している社長A氏とZOOM会議。

A氏とは12年前に
私が東京で財務強化セミナー講師をしたときに参加され、
その後ランチェスター経営戦略セミナーに継続して受講した。

A氏はちょうど社長を承継する頃だった。
老舗企業ということもあり、
毎期利益を出し、内部留保を蓄え、
成長しながら健全経営を目指していた。

10年前から新卒採用をはじめ、
毎年継続して採用を続けている。

社員研修もその頃から始めて、
正社員70名のうち約半数が29歳以下になり、
リーダーも輩出している。

今年は、
新型コロナにより緊急事態宣言もあり、
多大な損失を受けた。

しかし、
今まで蓄えてきた内部留保と
3月までに資金調達をして、
資金は潤沢にした。

コロナ禍になり、
リモートを活用したことで、
A氏が会社に行かなくても
会社が回ることがわかった。

仕事の効率が数段良くなった。

新卒採用に関しても
1次、2次面談まではリモート面談。

今までは、多くの学生は首都圏(そのうち地元出身者が半分)、
現地まで来てもらうようにしていたため、
交通費等を支給していたが、それが不要になった。

3次試験になって
現地に来て1泊してもらう。

今年は当たり年。

ここ数年は採用に苦労していた。
好景気が続いたため、
中小企業にはなかなか人材が来なかった。

しかし今年は
大企業はじめ採用を控える動きがあることで、
人が集まるようになった。

A氏は内定出すまでは履歴書を見ない。
開けてみると、驚くような大学出身。

宿泊平均単価が4万円。

「GO TO トラベル」の効果もあり、
12月の閉山まで予約でいっぱい。空室なし。

但し、コロナ禍でもあり、
万一のため、予備を確保している。

10月、11月の数字は過去最高になる。

うれしい反面、
コロナ対策に余念はないが、緊張感がある。
(もう来年の10月、11月の心配をしている)

A社には「スタンダード」という指針がある。

会社の真の支配者はお客様。
決して規模を追わず、
経営理念・使命を共有し、
地域に根差した特別な会社を一緒に目指す。

理想を追い求めるには、
高収益企業にならなければならない。

そのためには地元ダントツの一番を作る。
実践し続けている。

 

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