町コン「セミナー」「講義」開催スケジュール

●中小企業における採用の差別化●戦略社長塾・土曜集中、完走。●一旦停止で心が育つ

「中小企業における採用の差別化」
 
中小企業の社長たちに
「今の経営課題は何ですか?」と訊くと、
「人の採用と育成」と応える人が多い。
 
人の採用に苦労している。
 
人材の採用に上手くいっている社長に
その秘訣を訊いた。
 
採用についての書籍やCD・DVD教材を購入して学び、
書かれていることを実行しながら試行錯誤していった。
 
しばらくして
大手コンサルティング会社主催の「採用セミナー」に
担当者を参加させた。
 
すると担当者からは、
「当社の方が先に進んでいます。
我らがやってきたことを話していました」と報告があった。
 
まず第1に、
会社説明会でトップ自ら社長が熱く語る。
会社のビジョン(3年後、5年後の会社の将来像)や
人生観、事業に賭けている姿勢を語る。
 
(採用の書籍に書いてある通り。若い人にもどんぴしゃにはまる)。
一方、多くの企業は担当者任せで事務的。熱さが感じられない。 
 
第2に、
試験を簡単にしない。
すぐに内定を出さない。
学生に「なんか、軽いな」と思わせない。
やっと内定が取れたという「達成感」を持たせる。
 
説明会の後に、1次試験。次は2次試験。
その後に食事会。
食事会が最終面談になる。
 
価値観や食べ方などを観る。 
 
第3に、
内定者に必ず研修を行う。
来年3月まで、2ヶ月毎に1回行う。
 
交通費と日当を支払う。
終了後は必ず食事会をする。
 
最終は泊りがけの研修。
就業規則をきちんと教える。
就業規則をほとんど学ぶ機会がないため。
給料以外にも会社は負担していることを説明する。
 
第4に、
2月から3月にかけて、内定者の保護者との食事会。
お子さんを会社が預かるので、
会社の説明をして、誠意を示し、安心してもらう。
 
多くの企業は1から4までの事を簡単にできない。
正に採用の差別化。
他社との違いを鮮明にしている。
 
第2の食事会のときに、
最後に訊くことがあると。
 
それは、「なんで働くの?(何のために働くの?)」。
 
面接で「志望動機は?」はあるけれど、
「なぜ働くの?」はない。
 
この問いを出すと、
本人の奥底に隠れているものが見えてくる。
 
上手くいっている会社はここまでやる。

 

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