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「スズキ、中国生産撤退から学ぶ」
 
8月22日付、日本経済新聞では、
「日本の自動車大手3社が
中国で一斉に増産投資に動く」という記事。
 
日産自動車は中国に新工場を建設し、
2020年をめどに乗用車の生産能力を3割高める。
トヨタ自動車とホンダも生産能力を2割増強する。
 
中国は政治的リスクもあるが、
世界最大の自動車大国。
尻込みすれば巨大市場から取り残されると判断、
増産に踏み込む。
 
 一方、
9月5日付、日本経済新聞では、
「スズキ、中国生産撤退」という記事。
 
スズキが中国での自動車生産から撤退する。
小型車を得意とするスズキは
大型車が主流の中国市場では苦戦していた。
 
世界2位の米国市場に続き最大の中国市場からも撤退。
成長が続くインドやライバルが手薄なアフリカなどにかじを切る。
 
(18年3月期百万円) トヨタ     日産        スズキ
 売上高    27,597,193  11,951,169  3,757,219(トヨタの13.6%)
 当期利益   1,831,109    746,892   215,730(トヨタの11.7%)
 純資産    18,668,953   5,688,735  1,595,227(トヨタの8.5%)
 総資産    48,750,186  18,746,901  3,340,828(トヨタの6.8%)
 
 「弱者の戦略概念」は、
1.強い会社と同じことをせず、違ったやり方をする。
 「差別化」。
2.小規模1位主義・部分1位主義。
 強い会社との競争を避け、
 自社の経営力で1位になれるものに目標を定める。
3.強みを生かして、弱みは捨てる。
 
鈴木修会長、
「うちみたいな中小企業が大手に太刀打ちできるはずがない。
他社と違うことをしないと生き残れない」と語る。
 
インドでの乗用車シェアは約5割。
大手が見向きもしなかった1980年代にインドに進出。
インドを拠点にアフリカに進出。
大きなライバルがいないハンガリーでシェア1位、
東欧・中央アジアを狙う。
 
強みを伸ばし、弱みをカットする。
この決断。
尊敬!

 

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