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●まねをしたら絶対に一番になれない●蔵前のチョコレートカフェ●いつでも客観的な事実に基づく

「まねをしたら絶対に一番になれない」

日経ビジネスにセブン&アイホールディングスの
鈴木敏文名誉顧問のインタビューがあった。

「現在でも成功している日本企業は、
自分で新しいものを開発するという風土を持っている。
手っ取り早いということで
人まねばかりしてきた企業は学ぶものがなくなると衰退する」。

「まねをしたら絶対に一番になれない。
日本の現実を直視し、それに合ったものを作る」。

「日本人はこんな狭いところに1億人いるんだから、
半分になってもいくらでもやりようがある。
なぜそういうふうに考えないのか」。

「自分がお客さんの立場になって試行錯誤すればいい」。

またトリドール(丸亀製麺)の栗田貴也社長のインタビュー。
「経営者が旗を振って
レッドオーシャンに導いてしまったら、
みんなが苦労する。

新たなマーケットを創造して、
お客様をそこに誘導できれば
大きなチャンスが広がる。

みんなが群がっている所に行かないで、
自ら商機を見つけなければいけない」。

「うどん以外の業態を持ち込み、
横展開を図ったが、
鳴かず飛ばず。失敗」。

2人の話は多くのことを示唆している。

同業者のまねをしていたら、
一番になれないばかりか、
競争に巻き込まれて業績も悪くなる。

得意なことで勝負すればいいものを
不得手なもので勝負すれば、
得意な人に勝てない。

社長塾に参加している社長たちも
「当社の強みは何か」「独自性は何か」
「他社との差別化は何か」と日々自問自答している。

顧客を観察する。
顧客の声を聞く。
自社の足元を見る。

そうすると
自社の強みや得意なものを
見つけることができる。

それを磨いていく。
とんがらせる。
ここで勝機を掴む。

最初は自社の強みは
と言われても解らなかったのが、
1年経つと見えてくる。

鈴木敏文名誉相談役は、セブンペイについて
「なんでうちがやる必要があるのかと思った。
ビッグデータより変化に大きく対応することが大事。

我々のような業種には一番必要のないもの。
ビッグデータが必要と
コンサルタントに適当に言われたのかもしれない」。

なるほど。

経営者としての後継者を
育てられなかったことだけが残念。
セブン&アイも普通の大企業になるんだろうな。

 

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