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●お客が喜んで、また買ってくれる●サザン、無観客ライブ配信●失敗も成功も小さな単位

「お客が喜んで、また買ってくれる」

人が返ってきた。
各自多少の痛みは伴っているが、
街が正常に戻りつつある。

また普通の企業間競争が始まっている。

小さな会社は大きな会社や強い会社から
強い圧力を受けている。

大きい会社と同じようなことをしていても
生き残るのは大変。

そこで「差別化」という言葉が叫ばれる。

大きな会社や普通の会社がやらないこと、
できなことをやる。

それって何だろう。

誰でもできるが、
続けることが難しいものに
「お礼の手書きの手紙」がある。

6人の小さな会社(物販業)の話。

1年前からお礼の手紙を書くことをはじめた。
社長はお礼の手紙を書く必要性を感じ、
まずは率先して行った。

そしてスタッフやってもらうことにしたが、
スタッフからすると普段の仕事のプラスアルファになり、
優先度は低くなる。

今までパソコンで仕事をしていたのが
手書の仕事が増える。

二十歳のスタッフは
手紙の書き方、
住所の書き方もわからなかった。

手紙の書き方から教えることになった。
毎日の日報からいらない作業を取り除き、
手紙を書く時間を作った(1時間)。

そこから徐々に書き始め、
3か月が経ったころ、
お客さんから喜びの反応があった。

さらに続けていくと
お客さんのリピート率が上がってくるのを
はっきりと見えてきた。

これらのデータをスタッフに見せて、
手書きを書き続けたおかげで
売上が伸びてきたことと感謝を伝えた。

スタッフも直接お客さんから手紙のお礼が来ることで
仕事に対する喜びを感じてきた。

自主的にお礼の手紙を書くようになっていった。

そこにコロナがやってきた。
実店舗は休業。ネット通販だけになった。

時間が空いた人は1日中手紙書きになった。
10分で1通、1日48通~60通。
ひたすら書いた。

非常事態宣言の解除1か月後の6月から
再びお客の反応が手に取るように
増えてくるのを感じた。

手間と時間がかかる。
あえて時間をつくらないとできない。

商品力もあるが、
顧客と手紙による接近戦で
顧客作りをしていく。

他社ができそうでできない。
まさに「差別化」。

 

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