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●おたくの強みは何だ? ●人手不足倒産 ●相手に判断をゆだねる

「おたくの強みは何だ?」
 
今年が始まった。
昨年末から株価が下落傾向と円高の流れ。今年は、「乱」を感じる。
実感の少ない長期好景気から不況への入り口か。
 
不況に強いのは断トツの1位の会社。
1位の会社は、
下位の会社に2乗作用の圧力を与えている。
 
ある卸売会社の社長曰く、
「1位の会社から無言の圧迫を感じている。
ぽつぽつ顧客が1位の会社に流れている。
 
バイヤーからよく言われるのは、
『おたくの強みは何だ?』
『おたくから買う理由は何だ?』と」。
 
会社の存在意義を問われている。
 
経営を勉強していると、他社のマネをしない。
マネをすると、自社の強みを見失い、ジリ貧になることを知っている。
常に自社の独自性を問う。
 
飲食店の社長曰く、
「当店に来るお客さんは、他の店にも行っている。
当店に来たときに、いい店か否か、また来たいかどうか、評価する」。
 
製造業の社長曰く、
「同業がやりたがらない仕事がある。
ロットは少ないものやめんどうなもの。
それを当社がやる。
 
市場は大きくないが、当社のいい値で受注できる。
おいしい仕事である」。
 
経営を勉強していると、
売上を追うのではなく、1位狙い。
小規模1位・部分1位を狙う。
 
特定の何かで1位をとると
効率上昇により利益性が
バツグンに良くなることを知っている。
 
ある業界では2022年問題というものがある。
人手不足により2020年までの仕事が
2022年まで時間がかかる。
 
その後の仕事量が3割以上減る予想。
そうなると下位の会社は落ちこぼれていく。
 
あと3年ある。
今のうちに特定の商品で
シェアを伸ばして断トツの1位を目指す。
 
そうなると1位の4つのメリットを享受できる。
まず第1に知名度が上がり、営業が有利になる。
第2に経費が割安になる。
第3に顧客による紹介が増える。
第4に倒産・廃業した企業の顧客が1位に流れ、
1位の会社に顧客が集中する。
 
自社の良さを見つけ出し、それを伸ばす。いずれ1位になる。
今年はこれだ。

 

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