平成23年9月7日（水）付、日経新聞「新興・中小企業」欄に
「ヤマトプロテック　ASEANに営業拠点」「消火器　海外売り上げ5割に」という記事。

消火器国内最大手のヤマトプロテックは東南アジア諸国連合（ASEAN）市場に本格進出する。
ベトナムとタイに初めての営業拠点を開設。高性能の消火器や消火設備を現地企業や一般家庭に販売する。
経済成長が続くASEANの防火需要を取り込み、現在4％にとどまる海外売上高比率を2017年には5割に引き揚げたい考え。を育成することで、

ベトナムではホーチミン市内に営業所を9月27日開設する。同国にある２ヶ所の工場で生産した消火器や消火設備を、現地のビルや工場向けに販売する。これまで同国で生産した消火器などは日本に輸出していた。

東南アジア市場向けには、日本で製造した消火器、消火設備を代理店経由でインドネシアやシンガポールで販売していた。

日本市場は飽和しているため、新興国で攻勢をかける。２０１０年末には中国・大連に販売会社を設立、同年度の海外売上高は約８億円。

●「町コン」五十嵐勉（五十嵐ダルマ）
国内市場が飽和状態。今後は飽和から衰退期に移行していくことでしょう。国内市場のライフサイクルです。このままではいくら国内市場１位の会社でも売上は減少していきます。新たな市場を求めて新興国へ進出する決断をしたと思われます。進出するにもまずは事前準備が大事です。

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