林原再建へ

平成23年8月4日付、日経新聞朝刊に「林原再建へスポンサー契約
長瀬産業、700億円支援」という記事。

会社更生手続き中のバイオ企業、林原（岡山）は、化学品商社の長瀬産業と
スポンサー契約を結んだと発表した。

長瀬産業は再建中の林原グループ3社に対し、総額700億円の資金支援を実施。
長瀬産業は林原が持つ甘味料「トレハロース」などの販売を国内外で強化し、
林原の業績回復と同時に自社事業の拡大を狙う。

平成23年8月5日付、日経新聞朝刊に「林原、弁済率7割超も」という記事。

会社更生手続き中のバイオ企業、林原は、長瀬産業が支援する700億円全額を
金融機関の弁済に充てる。

入札の結果、支援額が高騰。
林原が所有する不動産や有価証券なども売却する方針。
弁済率は7割を上回る可能性がある。

●「町コン」五十嵐勉（五十嵐ダルマ）
ようやく林原の再建に決着がついたようです。
弁済率が7割以上というのは異例中の異例。
多くの弁済率は5％から10％。

ということは、法的手続きをとらなくても再建できたということ。
長い期間「粉飾決算」していたことが法的手続きをとらざるを得なかったと思われる。
金融機関の怒りでは・・・。

この倒産は経営者トップの責任です。
経営者の責任は重い。

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